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若手能ー東京公演

 前から一度は見たいと思っていた、国立能楽堂での、公演を見ることが
出来た。

 建物の中は、国立なので?国技館にも似ているところがあるなあ。

 薪能には2度ほど行ったので、定番、狂言の「毒」(ぶす)とか、
見たことがある。

 建物の中は、暗いのだが、天井が高く、中央にライトが、集まっている。
私たちが見たのは「普及公演」で、狂言は「横座」。
能は「清経」。
 始まる前に、解説があって、これがすごく役に立った。

 「横座」は熊の名前で、盗まれたので探していた持ち主と、
盗んだ百章が、その熊を連れているところで、どちらが本当の
持ち主が、熊の「横座」に呼ばせて、元の持ち主に
もどすのだが、本当に面白かった。
 
 清経は、平安時代末期の話で、派手に夫婦けんかを
する夫婦の、すれ違って行く、心の、悲しさが、謡と、鼓の
音で、迫ってくる。客席についている、タッチパネルに
セリフは全部映されていくので、時々、チラッと
見つつ、舞台を見ては、又目を通す。
 それでも最後に哀しみが伝わってくる。
友人の連れの外国人男性も、日本語はわからなくても
物語を理解したみたいだった。

 チケットは、4千円だが、映画本分だが、時々、観に来たいと
思った。







 




 

 
by popmamy | 2008-11-10 01:19


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