北杜夫の小説「楡家の人々」は、何回も読んだ。
テレビドラマにもなった。 作家、北杜夫の自叙伝でもあるかな? 「まんぼうシリーズ」は高校生の時、沢山読んだ。 私が育った、単純な「核家族」などと違った不思議な 家庭、家族だった。 北杜夫の筆も軽やかに弾むのは、夏の、箱根の別荘へ 「下田のばあや」付きで、夏をすごす場面だ。 別荘と言っても、華やかなものではなく、東京の 住いの、少し小さい版なのだろうと思う。 でも、蝉の声を聞きながら、木陰で暮らす夏の日々は 楽しかっただろうなあ。 箱根は、東京から近く、日帰りでも、遊びに行ける。 学校の遠足にも行ったことがある・・・ 結婚してからも、友達の家族と一緒に、子供連れで 出かけたし、一泊も旅行もした。 どの季節に行っても、それなりに楽しめる。 お正月の、大学駅伝も、楽しみだ。これは実家にいた 時から、父と」一緒に聞いていた(ラジオ)。 3日の復路をうっかり忘れてしまって悔しかったこともある。 リアルタイムでなくては、感動を共有出来ない。 植物園にいる、南国の派手な大きいオウム?に ギャオー と叫ばれて泣いた 幼い長女! いつ頃からか、小田急箱根切符と言うのができて 2日以上の乗車切符と、現地での乗り物や、博物館 等の割引クーポン券付になっている。 これを持たないと、バス代も、美術館や博物館も とてもお金がかかる。 ロマンスカーの特急券が、割引かどうかは 忘れた。 まだ寒いかな。 前回は、箱根の旧街道を歩いた。 ものすごく急な坂で、ここを参勤交代の行列が 通ったというのは、すごいことだと思った。 籠の中の奥方や、姫君などは、天井から下がっている ひもにぶら下がったっとしても、体はズズーット 前へ滑っていくだろう! 徳川幕府の、封建制度は、こう言う事にで 諸大名にお金を使わせて、力をつけないように 謀った・・・と言う、日本史の授業が、ここで生きてくる。
by popmamy
| 2008-02-24 23:14
| 旅
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