テレビで「ニューヨークの恋」をやっていた。
久しぶりのメグ・ライアンで、楽しかった。彼女が出てくると
たとえ家のテレビを見ていても、あたりが明るくなるのだ。
過去から来た、貴族レオポルトを演じた俳優も、優しげな
雰囲気の、感じ良い、顔立ち、雰囲気だった。
(私の母は、美男の男の人を「好男子!」と言ってた。)
でも、たとえどんなに、礼儀正しく、感じよく、心から愛せる
男性がいたとしても、たった一人で、別の世紀にさかのぼり
そこで生きていくのは、孤独でつらいことだろうと思う。
「姉がいた夏、いない夏」は、ビデオ屋で、題名が気になっていた
映画だ。1970年代、日本でも若者は怒っていたが、ヨーロッパでも
アメリカから流れてくる若者たちが、反政府運動を
展開していた頃の、物語だ。姉は妹が12歳の夏に
恋人のイギリス人?とヨーロッパに行き、2度と帰らなかった。
18歳になった夏、彼女は、姉の失踪(自殺?)の真実を
知りたくて、ヨーロッパへと旅立つ。
題名から期待したのとは別の内容だったが、自分も
若かった70年代を思い出した。キャメロン・ディアスの姉も
初々しくかわいらしかった。
旅を終えた妹が、母親の元に帰り、もうどこにも行かないと
言うラストが、良かった。旅はするものよね。