それは昨日のことでした。1月27日(金)でした。
午後から夫の実家に出かけ、市役所で老健施設の 入所申し込みをして、ヘルパーと打ち合わせ、立替金引き換え などしての帰り道でした。 すでに暗くなり、k市からH市へと走りなれた道を運転して いました。1日の疲れとホッとした気分で、注意力が無くなって、 眠くなる頃です。 駅前から少し直進し、右折すれば、もう少しで我が家の方へ 行くはずだけど、なんか景色が違うとおもったら、道が いつもよりすいていて、信号待ちしなかったので、直進して しまいました。どんどん坂道を登っています。 「ヤバイ、行き過ぎた、もどろうか、いやこのまま16号へ 抜けても帰れる。」 しかし、なぜか?16号には出られず、どんどん暗い、 細い道へと、ひきよせられるように、道は続きます。 暗くなると景色も変わり、標識も見つからない。 土地感としては、あの当たりだわと思うけど、西か東か、 都心方面へ向かっているのか、田舎方面?へ向かっているのか わからない。 聞こうかなと思っても、大きな家ばかりで、 呼び鈴を押す気になれません。 細い一本道からバックで戻り、静かな、豪邸?の並ぶ町で 呆然として、車から出て、立ち尽くしていたら、若い男性が歩いて きました。この辺はあなたが行きたい所とぜんぜん違うと言って 、考え考え、親切にえてくれました。 あの細い道(行きかけたけどあまり細かったのでバックで戻ったのだ) を抜けて、右にまがり、道なりに走れば、k街道とぶつかる、と教えて くれました。k街道が近いことがワカってほっとしました。 すっかり彼が言ったとおりに走れたわけではありませんが、 京王線の線路に沿って走り、見覚えのアルレストランを見つけ 無事わが町へたどり着きました。 誰も通らなかった、暗い豪邸街?に、一人でトコトコと歩いて 来たあの紺オーバーの男性はびっくりしただろうなあ。 わたしにしてみれば、ここでこの人に聞かなくて、誰に聞くのか だったのですよ。
by popmamy
| 2006-01-29 00:31
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