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旅立った二人

 朝刊を読んで、目に入ってきたのが
「宮迫 千鶴」
 彼女のエッセイが、朝日新聞に連載されていた時
毎週楽しみにしていたものだった。
 子連れ再婚のご主人と、後から来た幸せ?(勿論苦労も)
な生活を。
 それから、アメリカ、カナダ、イギリスなどの、
女性作家が書いた「少女小説」の「癒し」について、これも
連載の後、本になった。・・・と思う。
装丁は、レースの縁どりの、「少女」と言う時代を
大切に思う心が、いっぱいなものだった。
 初版本を持っていたのだが、是非読んで欲しいと思った
ある女性に、貸したのだけれど、その人は、引っ越してしまい、
その後ブックオフなど探し回ったけれど、見つからない。

 赤毛のアンも、あしながおじさんもジュディーも、
ハイジも、秘密の花園」も、
赤ん坊の時から、「可哀相」と言う境遇に生まれた。
 しかし彼女達は、周囲の大人たちに恵まれ?、
物事を肯定的に捉える天才で、自分が背負っている
不幸、不運を嘆きつつも、周囲の人たちの痛みを、自然な
会話や、理解力、で癒して行く・・・

 わたしも、そんな分析は、しない(出来ない)けれど、
イライラしないで、読んで、元気が出る、そして、外国の
文化も、日本の文化とのちがいも、母親の置かれた状況
等も、自然に学んでいったと」思う。

 印象に残っているエッセイは、再婚したご主人の「息子」
が成長して、逆に彼女が、労わられる状況で、「親と言う役目が
終わった」と思った・・・・と言うもの。
 そう、私より年下だった!


 そして、その記事から視線をずらしたら、
「ターシャ・チューダー」の名前が!

「 A TIME TO kEEP」と言う絵本(英語)がはじめて
買ったものだが、ターシャだということを知らない頃から
彼女の庭(野原?)つくりに貢献していたのだ!」
 そして、彼女は、私の亡父と同い年なのだ。
父は10年以上前になくなったが、沢山の絵本を
描いた、ターシャは、92歳で、歩みを終えた。
 ターシャの英語の本は沢山買った。そして
本棚に無事、並んでいる。
 最近は、フォアラ-の日本女性が、大勢押しかけたり
ボランティアーとして、働いていたようだ。

 同時代に生きて、活躍して、生活に潤いを
運んでくれた彼女達、逝ってしまった。
by popmamy | 2008-06-21 22:45 | 祈り


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