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白い工場

 ぶり返しの持病!「大腸憩室炎」を何とか押さえ込み、帰宅した。
本当に、我が家が一番と心から思ったのは、はじめてのことだ。
 
 病院があってこそ、こうして戻って来られるのだが・・・
それから、ぶり返しは怖い。前回より敵は強くなっている!
そして、患者は年取ってくる。
2度目だからすぐ直ると思ったのは、大間違いだった。

 検査、検査、皆検査だ。
前回は、検査を免れたが今回は、造影剤で、大腸の中を見る
検査をした。
 まず、前日は絶食。
検査室は、真白で、巨大な機械が、これまた真白で、静かに
存在している。
 すでに私の腸の中は、空っぽ。浣腸で、更に空っぽ。
検査着を着せられる。
  別の種類の検査を受ける人たちは、事前2リットルの水を
飲む。
 検査室で、真白な、大きなカタツムリみたいなところに体を
横たえる。両方に、しっかりつかまる、白い手すり?がついている。

 初めは横たわりながら、右に体をひねってとか、言われ、
やがて、しっかりつかまって、まっさかさまになったり、遊園地の
遊具みたいに、まわったり、だんだん気持ち悪くなる。

 外来で、バリュームによる検査をしたことがあるが、このときは
バリュームが固まらないうちに、外へ出しておくこと!と言われ、
トイレにこもったものだ。このときは仲間がいた。

 詳しいことはわからないが、大腸の裏に癌が潜んでいたりは
しなかった!。

 退院して、2週間目に、外来で詳しいことはわかるそうだ。

 病院で隣のベッドの、親しくなった主婦は、胃カメラで、食道まで
検査、麻酔が途中で切れて、死ぬほど痛かったと、おびえていた。

 カプセルに赤ん坊の時、組み込まれ、宇宙をさまよって、成人に
なって、地球に」たどり着いた「スーパーマン」を思い出す。

 この病院は、消化器だけを扱う。私が、前から風邪をひいていて
喉が痛いというと、イソジンをわたされ、うがいを1日4回くらい
しなさいといわれた。
 勿論うがいはしたけれど、風邪薬が欲しかったなあ。
 
 看護師さんたちは、可愛いい人が多く、可愛い人ほど親切だった・・・
 
兎に角帰ってこられて良かった。再びポップを抱きしめ、カレンを
なぜて、餌をあげる喜び!”
 入院の朝、夜勤明けで帰ってくるであろう夫に、書置きをして
グリーンのタッパーにカレン、エンジのタッパーにポップと、油性マジックで
はっきり書いて出かけた。
 何度でも言うよ、体を気をつけよう!!!
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by popmamy | 2007-11-11 14:00


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