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3月5日付朝日新聞夕刊から

 ①1面 ニッポン人人・脈・記

横田早紀江さんは、めぐみさんが行くへ不明になったとき
「この苦しみから放たれるなら死んでしまいたい」と泣き
友人が置いていった聖書の「ヨブ記」を読む。
信仰厚いヨブは、悲惨な目にあうが、信仰を捨てない。
「主は与え、主は取られる。すべて神の心として生きた。
早紀江さんは、84年5月、教会で洗礼を受けた。
 狂気に陥らず、絶望の淵に立ちすくまないように
信仰は人を立たせてくれる。
 正気を保ち続ける姿に、納得。

②6ページ
 「枯れ木の日々生きる」
8年ぶり 随筆集 小川国夫さんに聞く
私はこの作家を知らなかった。この人もキリスト教徒だ。
19歳で受洗した。聖書には「生木すらかくせらるれば、
まして枯れ木はいかにかせられるべき。」とあります。
この聖書箇所はどこだ?
信仰に生きる者さえ、苦難を受けるのだから
信仰の無いものはどうされてしまうのか。この枯れ木の
ことを若い時から考えてきました。今も謎です。聖書は
本当に難しい。」
 フランス語訳の聖書を日課のように読む。
もう一つの日課が漫画を描くこと!
 
 写真を見れば、確かに「枯れ木」のような外見(79歳)
 この老文士は、お酒とカラオケを楽しみながら
12時間語り続けたそうだ!

 ③7ページ、芸能欄
  沢木耕太郎の映画紹介 銀の道へ
映画は「約束の旅路」
 ユダヤ教徒ではない少年の、偽のユダヤ教徒と
しての長い旅が紹介されてます。
 また、観に行きたくなります。これは岩波ホールです。
この連載「銀の森へ」は、いつかまとめられて本に
なって欲しいなと思います。
 中味の濃い夕刊でした。
 


 
by popmamy | 2007-03-06 01:48


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